往年の名機、長年押し入れで眠っていたという
一眼レフのフィルムカメラCanon AE-1と
Nikon FEを査定させて頂きました。
この手のカメラの場合、査定現場でフィルムを入れて
動作確認というわけにも行かないため
まずは、フィルムが空の状態でスムーズに
シャッターが切れるかどうか
そして私の場合、査定する上で最も重視しているのが
ファインダーやレンズにクモリやカビが無いかどうかを注視
もしカビなどがあった場合、それはもうメンテナンスが大変・・・
カメラのレンズには特殊な被膜を施している場合が多いため
洗浄剤をつけてフキフキというわけには行かないのです。
一流のメンテナンス職人さんになると
カビを落とすのにレンズ本体を分解して
被膜を傷めないようにレンズ部分に弱い流水を
三日三晩あて続けて洗浄するそうです。
今回お買取したカメラは、長年(10年以上?)押し入れで
寝かせていたとの事なのでの、やはりカビがございました。
しかし、シャッターはスムーズに切れて、外観に目立つような
大きなキズもあまり無かったため、頑張らせて頂きまして
その他3台の低位モデルのカメラと合わせて
合計2万円でお買取させて頂きました!
ありがとうございました。